第6回日本不整脈心電学会東海・北陸支部地方会の会長を仰せつかりました笠井篤信です。日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院の吉田幸彦先生が4月に開催された第5回大会には、500名以上の参加があり盛況裡に閉幕いたしました。発展する本学会に、引き続いてのご協力をお願い申し上げます。
さて、第6回大会は、2026年4月4日(土)に名古屋コンベンションホールにて開催いたします。名古屋コンベンションホールへは、名古屋駅からあおなみ線を一駅乗り継いで「ささしまライブ駅」で下車いただかなければなりませんが、「ささしまライブ駅」の歩行者デッキは本コンベンションホール2Fエントランスに直結しており、交通の便に優れています。また、会場もゆったりと使用することが可能です。
現在、心房細動治療においては、パルスフィールドアブレーションが、めざましい勢いで普及し、従来のサーマルアブレーションに置き換わり、かつ根治率の向上が期待されます。来年4月にはかなりの症例数が積み上げられていると思いますので、参加いただければデータを共有し、新たな知見を得ることができるでしょう。心房細動治療では、アブレーションによる洞調律維持はもちろん大切ですが、ゴールは血栓塞栓症予防と心不全進展抑制にあります。抗凝固薬、左心耳閉鎖術の理解が必要ですし、進歩する抗心不全薬についても勉強する必要があります。デヴァイス治療では、ICD, CRTはすでに安定した治療効果を発揮していますが、左脚エリアペーシングについては、議論の余地があるように思いますし、リードレスペースメーカにおいても我々の経験は不足しています。近年、非侵襲的に長期にわたる解析可能な心電図記録が得られるようになっています。アップルウオッチを始めとするwearable deviceを用いた心房細動検出も可能になり、発作性不整脈の診断能力は著しく向上するなど、興味は尽きません。
不整脈治療を支える看護師、臨床工学技士、臨床検査技師、診療放射線技師、薬剤師を始めとするメディカルプロフェッショナルの方々の研究発表、知識習得の場となることも本大会の重要な使命です。是非、不整脈チーム、ハートチームで演題を作り、チーム全員でご参加いただけたらと願っています。
皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、第6回大会は、2026年4月4日(土)に名古屋コンベンションホールにて開催いたします。名古屋コンベンションホールへは、名古屋駅からあおなみ線を一駅乗り継いで「ささしまライブ駅」で下車いただかなければなりませんが、「ささしまライブ駅」の歩行者デッキは本コンベンションホール2Fエントランスに直結しており、交通の便に優れています。また、会場もゆったりと使用することが可能です。
現在、心房細動治療においては、パルスフィールドアブレーションが、めざましい勢いで普及し、従来のサーマルアブレーションに置き換わり、かつ根治率の向上が期待されます。来年4月にはかなりの症例数が積み上げられていると思いますので、参加いただければデータを共有し、新たな知見を得ることができるでしょう。心房細動治療では、アブレーションによる洞調律維持はもちろん大切ですが、ゴールは血栓塞栓症予防と心不全進展抑制にあります。抗凝固薬、左心耳閉鎖術の理解が必要ですし、進歩する抗心不全薬についても勉強する必要があります。デヴァイス治療では、ICD, CRTはすでに安定した治療効果を発揮していますが、左脚エリアペーシングについては、議論の余地があるように思いますし、リードレスペースメーカにおいても我々の経験は不足しています。近年、非侵襲的に長期にわたる解析可能な心電図記録が得られるようになっています。アップルウオッチを始めとするwearable deviceを用いた心房細動検出も可能になり、発作性不整脈の診断能力は著しく向上するなど、興味は尽きません。
不整脈治療を支える看護師、臨床工学技士、臨床検査技師、診療放射線技師、薬剤師を始めとするメディカルプロフェッショナルの方々の研究発表、知識習得の場となることも本大会の重要な使命です。是非、不整脈チーム、ハートチームで演題を作り、チーム全員でご参加いただけたらと願っています。
皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
第6回日本不整脈心電学会東海・北陸地方会
会長 笠井 篤信
(武内病院循環器内科)