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支部長挨拶

日本不整脈心電学会(JHRS)の会員数は、2021年1月の時点で12,000名を超え、循環器関連学会の中で日本循環器学会に次ぐ2番目の規模の学会となりました。不整脈・心不全疾患の診断・治療の進歩とアブレーションやデバイスなどの機器・ソフトの発展により、今後も会員数はさらに増加していくものと考えられ、本学会が果たすべき責務も益々大きくなっていくものと思われます。本学会の特徴は、医師・研究者のみならず多職種のメディカルプロフェッショナル会員(臨床工学技士、臨床検査技師、看護師、診療放射線技師、薬剤師、CDR)により構成されていることです。今後、普及していくことが予想される不整脈治療や遠隔/在宅医療において、本学会の会員が中心となりチーム医療を実践していくことが望まれています。

本学会には、学術発表・教育の機会として、本部が企画した年次学術集会、そしてカテーテルアブレーション関連大会、植込みデバイス関連大会、心電学関連大会の4つの学術大会のほか、教育目的のEPサマーセミナー、心電図関連のいくつかのセミナーがあります。しかしながら、現在の状態では本学会会員や不整脈心電学会関連の先生方が十分に参加することができるとはいえず、さらなる学術発表や教育・普及の場を設けることが急務となっております。そこで、日本を7つの地域に分けて支部を設け、地域に根差した活動を行うことが決定いたしました。東海・北陸支部は私(支部長)と藤田医科大学の渡邊英一先生(副支部長)、そして支部の評議員が主に役員となり運営して参ります。

支部活動としては、まず2020年度から年に一度、地方会を開催いたします。多くの若手医師やメディカルプロフェッショナル会員の方々に参加いただき、地方会への参加が有意義なものとなるように企画したいと考えています。また、市民公開講座も含めた一般の方々向けの啓発活動なども展開したいと考えています。
本支部が東海・北陸地区の不整脈診療のさらなる発展と普及に貢献できますように頑張る所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。

日本不整脈心電学会 東海・北陸支部
支部長 夛田 浩
(福井大学医学部病態制御医学講座循環器内科学)